具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ 【要約】

素晴らしい本なので紹介します。

アマゾンで400件以上の評価で☆4.4!!
65%の人が☆5つにしています。
こんな人にオススメ
・自分のビジネスをやっていきたい人
・上司と話がかみ合わないなーと思っている人
・「考える力」をレベルアップさせたい人

要約

・抽象化して考えられることが動物と人の違い
・抽象化すること=パターンをまとめること
・あらゆる仕事は「抽象⇒具体」(上流⇒下流)への変換作業である
・仕事の始まりであるコンセプトや“なぜ”それをやるのか、抽象度が高い仕事は少人数(1人)で創造する
・具体的なことは多人数で作業を分担し、効率化をして誰でもできるようにしていく
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・ビジネスのアイデアの多くが「抽象レベルでのマネ」から生まれている
(例:回転寿司はビールのベルトコンベアから、活版印刷機はブドウ圧搾機から、他にも生物からヒントを得た工業製品は多い)
・具体的なところでマネをすると「ただのパクリ」

議論がなぜかみ合わないのか

「顧客の声を聞いていたら良いサービスは出来ない」
「顧客の声が新製品開発のすべての出発点である」
「リーダーは言うことがぶれてはならない」
「リーダーは臨機応変に対応すべし」

こんな議論は聞いたことがありませんか?

これらは抽象度の違うものを同じレベルで話しているからかみ合わないのです。

製品・サービス開発

「顧客の声を聞いていたら良いサービスは出来ない」
「顧客の声が新製品開発のすべての出発点である」
結論:顧客の声というのは今 使っているものへの改善点であり、個別具体的なこと。改善していくには◎
「顧客の声を聞かない」というのはお客さんが顧客の心の声を先読みしては反映させている。
例えば、アップルがiPhoneを開発するときにお客さんの声を聞いていたらボタンが多いウォークマンが出来ていたかも知れませんが、「便利でカッコいい電話が欲しい」という心の声を先読みして作ったので爆発的に売れました。
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リーダーのあるべき姿

「リーダーは言うことがぶれてはならない」
「リーダーは臨機応変に対応すべし」
結論:哲学や基本方針など抽象度の高いものを変えてはならないのであって、基本方針を守るために朝と夜で違うことをいうのは適切。
方針を守るために具体的な手段は臨機応変に変える必要があるのは必然。
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考える力のレベルアップに

抽象レベルを上げれば、「同じである」ととらえられる範囲が広がります(視野が広がるということです)。経験や情報の量が同じであっても、具体レベルでものを見ている人に比べ、格段に豊富なアイデアを生み出すことができる (P125)
違うものごと見たり考えたりする際に何が共通しているのか、考えるくせをつけるだけでも考える力(抽象化する)レベルアップになりそうです。
また相手と話が通じないなと思ったら相手が「どの抽象度で考えているか」を加味するとすんなりいくこともあるようです。
ただ行動を促したいときは具体的に伝える必要があるので、やはり本書で述べられている通り、「抽象と具体をいったりきたり」しなやかにできることが必要だと学べました。

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